フラット35の手数料はどこがお得?フラット35の手数料比較!

フラット35の手数料はどこがお得?フラット35の手数料比較!

融資を受ける際に、返済終了までの借入金利と返済額が確定する長期固定金利の住宅ローン、フラット35。最低レベルとされる金利水準の、今のうちに契約しておけば、最長35年間同じ金利で収まると注目されています。

低水準な金利に加え、住宅金融支援機構が上限と下限を決めており、保証料と繰上返済手数料が無料のフラット35の場合、どこの金融機関を利用しても同じ条件に思えます。そんな中、唯一大きな違いを実感できるのが事務手数料です。

逆にいえば、各金融機関はこの手数料の金額で差を出し、競争するしかないわけで、利用する金融機関を選ぶ上では大きな判断材料となるわけです。そこで、手数料の点から見てオススメの金融機関を選び、徹底比較してみました。ぜひ参考にどうぞ。

低コストで人気のネット銀行だが、実店舗がないのは弱み?

ネット上で特に高評価なのが、まずネット銀行の楽天銀行と住信SBIネット銀行の2行と、そしてアルヒに日本住宅ローン、優良住宅ローンのモーゲージ・バンク3社です。

モーゲージ・バンクとは、個人向け住宅融資専門の金融機関で、フラット35の約80%を取扱っているのは、実はこの業態の会社といわれています。

なぜかメガバンクなど都市銀行は話題に上らず、確認してみても手数料が高めのところが多いようなので、今回は割愛。まず上記5つの金融機関に絞り、条件や要素について加味せず、フラット35の新規借入れ時の最低手数料だけを比較しています(すべて税込です)。

 

フラット35の手数料はどこがお得?フラット35の手数料比較!

(*1)楽天銀行の数字は、楽天銀行に口座を持っているか新たに作り、フラット35の返済用に指定した場合。通常は1.404%。

(*2)日本住宅ローンの数字は、提携する積水ハウスと大和ハウス、住友林業とセキスイハイムの4社限定プランの場合。優遇条件のない標準タイプは電子署名サービスを利用した場合は20,000円。書面による契約書の場合は30,000 円(各税抜)。

(*3)優良住宅ローンの数字は住宅性能表示物件の場合。通常は0.80%。最低事務手数料は108,000円で、融資額が低くすぎる場合に適用される。

ネット上で評判のいいのが、最初に紹介した楽天銀行。手数料は自行の口座を使わなくて1.404%と最低レベルだ。加えて同行で住宅ローンの借入れを行うと、「楽天スーパーポイント」が通常の3倍貯まる「ハッピープログラム」のVIP会員に、最長で2年間登録される。

このVIP会員になると、提携ATMの手数料が毎月5回まで無料になるなど、ネット銀行らしい特典を用意しているが、店頭での相談窓口がないなど弱みもある。

抵当権の設定登記の際に、楽天銀行住宅ローン指定の司法書士に依頼しなければいけない点もデメリットとはいえるが、イチから司法書士を探すという人にとってはむしろ便利かも。総返済額もあわせて考えると、かなりお得な取扱い先だろう。

次の住信SBIネット銀行は、手数料でこそ楽天に及ばないが、業界最低水準の住宅ローン金利が売り物。フラット35でも住宅金融支援機構の指定金利のうち最低金利を採用しています。

加えて、手数料に0.5%上乗せするだけで、がん・心筋梗塞・脳中の3大疾病のほか、高血圧症など重度慢性疾患など「8疾病保障」を利用できる点も特徴。契約手続きはすべてWeb上で行い、店頭の相談窓口はないことや、返済口座に住信SBIネット銀行を使わなければならないことなどは不自由に感じますが、メリットを考え合わせると検討対象としては十分な候補になります。

細かいニーズに応える、住宅融資専門のモーゲージ・バンク

続いては、フラット35の取扱金融機関が334社ある中で、6年連続シェアNo.1を誇るモーゲージ・バンクのアルヒ。同社の長所は最低水準の金利と、店頭で相談可能な全都道府県に配置された100ヶ所以上の実店舗でしょう。それだけハード面にコストをかけながら、ネット企業並みの手数料に押さえているのは大したものです。

また、8疾病保障特約や失業保障特約、AIU火災保険の20%割引加入など、付帯保険も充実。借換えのタイミングを教えてくれるレートウォッチャーや、借換えた場合の金額シミュレーション機能も提供するなど、モーゲージ・バンクならではの専門的なサービスが光ります。

続く日本住宅ローンは、積水ハウスと大和ハウス工業、住友林業にセキスイハイムといった日本を代表する住宅メーカーに加え、ファイナンス大手の日立キャピタルが共同で設立したモーゲージバンク。

商品名は「MCJフラット35」で、借入れ時の費用が抑えられる「標準タイプ」と、金利が設定する代わりに手数料を先払いする「特約スーパーまいど」の2種類を用意しています。

選べるプランに加え、8000万円以下の物件なら価格の100%融資も可能と、住宅ローンに特化した柔軟な姿勢が目立ちます。

最後は優良住宅ローン。自称とはいえ立派な会社名で、手数料は最も低く「優良」といえそうです。最低事務手数料が設定されていますが、これはちょうど2160万円を融資した際、0.8%の率をかけた手数料と同じ金額です。

長期固定金利のフラット35を利用する場合、2000万~3000万円ほどの融資を希望するのは不思議ではなく、まずはお得といえそうです。

最高融資額は8000万円で、最低100万円以上から1万円単位で積み上げられ、建設資金・購入資金の90%以内なら利用できます。また、一部の諸費用も利用対象となるなど、幅広いニーズに対応しています

金利もフラット35の中では、住宅金融支援機構の指定金利の最低水準で、前出のアルヒほどではないですが、東京本社以外に政令指定都市など9つの支社を配置。対面での相談も可能なので、さらに細かな条件に対応する柔軟さが期待できそうです。

以上、フラット35を扱う金融機関でも、特に人気の高い5社を選び、手数料とその他の条件を紹介しました。どちらの銀行、モーゲージバンクも一長一短がありますし、条件次第ではこれ以外にもっとピッタリな取扱い先があるかもしれません。あくまで参考に留めながら、最適なパートナーを探してみてください。