住宅支援機構と火災保険の関係をしろう

住宅支援機構と火災保険の関係をしろう

住宅ローンを契約している方の多くが火災保険を契約しているでしょう。

住宅支援機構でのローンを利用している場合「特約火災保険」に加入している方がほとんどでしょう。

平成28年3月31日に申込が終了した「特約火災保険」。補償内容や保証期間、住宅支援機構との関係についてご紹介します。

1.住宅支援機構からの融資で特約火災保険が利用できる?

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住宅支援機構でのローン利用者のなかには、「特約火災保険」に入っている人も多いでしょう。この保険は平成28年3月31日に新規申し込みを終了したため今となっては入ることができません。そのため、解約をした後にもう一度入り直すこともできません。


「特約火災保険」で忘れてはならないのが「安さ」です。
場合によっては、一般火災保険と比べ約半分の負担で済む場合もあります。

しかも「火災」、「落雷」、「水漏れ」など補償範囲も通常の火災保険とほぼ変わらないため使い勝手も抜群です。

しかも、いくつかの保険会社で共同運営している保険です。そのため、仮に1つの保険会社が潰れても安心して使える素晴らしい保険だといってもいいでしょう。


ただ、注意したい点もあります。それは保証されるモノについてです。
「特約火災保険」の場合は家(建物)に対する保障しかありません。

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すなわち、家の中にあるパソコンやテレビなどは対象外です。もし、家財も保証したいのであれば追加で別の保険に入るのも一つの手でしょう。
今回は、そんな特約火災保険と通常の保険の違いやメリットについて詳しくご紹介します。

2.お得な火災保険ってなに?

住宅支援機構のローン利用者のみ加入することが出来る「特約火災保険」は、正式名称を「住宅金融支援機構特約火災保険」といい、一般的な火災保険と比べて価格が非常に安いのが特徴です。
同条件の火災保険と比較すると6割ほど価格が安くなります。
また「特約火災保険」は保険会社の経営悪化に備えて、共同保険といって、以下の保険会社がそれぞれの割合に応じて保険責任を負担しています。
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割合からわかるとおり、最大の負担引き受け会社である損害保険ジャパン日本興亜株式会社は、幹事保険会社と言って「特約火災保険」の窓口にもなっています。「特約火災保険」について連絡があるときは幹事保険会社からくることになります。

しかし、希望であれば「特約火災保険」を利用せず、自身で選んだ火災保険を利用することもできます。条件は以下の通りです。
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「特約火災保険」では建物に対する損害しか補償しないため、家財に対しては新たな保険を付け加える必要があります。また「特約火災保険」が補償する金額は基本的に総借入額のみという点についても注意しなければなりません。

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たとえば新築の家が全焼した場合を考えましょう。「特約火災保険」で下りる金額は借入額のみで、家を購入する際の頭金などは含まれません。そのため、「特約火災保険」でローンが残ることはありませんが、頭金は全て失うことになります。「特約火災保険」と他の火災保険を併用することもできません。

「特約火災保険」は掛け金が非常に安く、一般的な火災保険と比較しても補償範囲が狭いと言うことはありません。しかし火災保険は自身が納得するものを選ぶのが一番です。火災の不安からより広い範囲の補償を希望する方は、自身で選んだ火災保険を利用する傾向にあります。よく吟味して選択しましょう。

3.住宅ローンの借り換え・完済した場合の火災保険は?

住宅ローン利用時に加入する保険は「特約火災保険」に限らずほとんどの場合、返済期間と同じ年数が保証されています。したがってローンの乗り換えや、繰り上げ返済により完済した場合にも保険は継続させることができます。これは「特約火災保険」に限らず、全ての保険に当てはまります。

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価格だけを比較すると、「特約火災保険」より安価な火災保険は今のところ存在しません。

ローンの借り換えや完済時に誤って解約してしまわないように注意しましょう。

また、完済すると別の火災保険に重複して加入することが可能となります。「特約火災保険」の補償内容に不安がある方は完済した後、あらためて保険代理店に相談するのも良いかもしれません。

計画通りに返済が進んで満期となった場合、「特約火災保険」は解約されどこか別の火災保険に加入しなければなりません。「特約火災保険」では、幹事保険会社である損害保険ジャパン日本興亜株式会社から満期の案内が届きます。そして様々な会社の火災保険から希望するものを選ぶことができ、後日あらためて希望した火災保険の案内が届くことになります。案内に従わずに自分で選ぶことも可能ですが、主要な火災保険はほとんど案内の選択肢に含まれています。

まとめ

今回は住宅支援機構のローンを利用している方の多くが加入している「特約火災保険」についてご紹介しました。最も安価と言われる特約火災保険は申し込みが平成28年3月31日に修了しているため、ローン借り換え時等に誤って解約することがないように注意が必要です。また、火災保険を利用する際には補償内容や価格をご自身で確認した上で加入しましょう。