今月から金利引き上げ!フラット35のシミュレーションを使う時の注意点

今月から金利引き上げ!フラット35のシミュレーションを使う時の注意点

住宅金融支援機構は今月(2017年11月)、フラット35の金利を0.01ポイント引き上げることを発表しました。

これにより、ますます変動金利にするかフラット35にするかを悩まれる方が増えるのではないでしょうか。

フラット35を検討している方は、銀行のホームページなどにあるローンのシミュレーションで大体月々いくらの返済になるのか予測する方が多いことでしょう。

Web上で数値を入力するだけでシミュレーションが計算してくれるので、とても便利な機能です。

しかし、このシミュレーションを使う上でいくつか注意したいことがあるのも事実です。

今回は、そのあたりについてご説明したいと思います。 

1.シミュレーションの構成は返済額・借入額・年収の3パターン

今月から金利引き上げ!フラット35のシミュレーションを使う時の注意点

フラット35のシミュレーションをお探しであれば、りそな銀行、楽天銀行、日本住宅ローン、SBI、ARUHIなどがネット検索ですぐ表示されることでしょう。

これらのシミュレーションは大抵、返済額・借入額・年収の3パターンから選べます。どれを選べばいいか迷う方は、以下を参考にシミュレーションしてみましょう。

返済額

月々の返済額から借入出来る額を計算出来ます。

例えば、月々8万円の返済融資金利が2%35年返済の場合、2,415万円が借入額と表示されます。

借入額

既に目をつけている物件がある、あるいは欲しい物件の相場が決まっている方は、借入額からシミュレーションしましょう。

借入額は、欲しい物件-頭金+諸費用で計算します。

年収

今の年収が将来増える可能性があまりない方は、年収ベースでシミュレートするとよいでしょう。

配偶者がいて配偶者の収入もローン返済に充てられるのであれば、その分も加味してシミュレートします。

2. 注意点①:適用金利は最新の金利なのか?

フラット35のシミュレーションを使う上で注意したいのは、適用金利です。

フラット35の実際の金利はシミュレーションを使う時点でも申し込みをする時点でもなく、資金が実際におりる時点での金利が適用されます。

住宅ローンの借入額は1,000万単位の高額ですので、小数点以下の数値が違う場合でも、ひと月の返済額は何千円にも影響します。

最新の金利動向は、以下のリンクから確認可能です。最新金利をチェックして入力しましょう。

ずっと固定金利の安心【フラット35】金利情報

※上記リンクをクリックすると、【フラット35】の公式ページへ遷移します

3.注意点②:不動産の面積はどの数値を入力するのか

フラット35のシミュレーションでは、対象住宅の面積を入力するものがあります。

マンションなどの集合住宅の場合、「専有面積」を入力します。一戸建ての場合は、建築基準法上の11.延べ面積(また、住宅部分)となり車庫分は含まれません

なお、連続建て住宅の場合は最低の床面積は70平方メートル以上必要です。

4.注意点③:元利均等と元金均等の違いを知ってる?

シミュレーションを入力する際に、元利均等と元金均等のいずれかを選択することになるでしょう。

今月から金利引き上げ!フラット35のシミュレーションを使う時の注意点

元利均等は、お支払いいただく返済額の内、元金の額が一定です。

対して元金均等は、元利均等返済に比べ元金の減少が早いため、返済が進むにつれて毎月の返済額は少なくなります

フラット35を選ぶ方の中には、将来の返済額を減らしたいと元金均等を選ぶ方も多いのですが、ローン返済直後の返済額が多いため途中で断念する方もいるのです。

返済計画は、あくまで余裕をもった計画にするとよいでしょう。

5.注意点④:らくらく診断と通常のシミュレーションの違いは

フラット35のシミュレーションによっては、らくらく診断とうたうシミュレーションもあります。通常のシミュレーションとどう違うのかというと、正直あまり違いはありません

ネーミングにより、気軽に入力出来るような意図があるのでしょう。

あえて言うなら、らくらく診断の方が「年齢」や「住宅の種類」など入力のハードルを低くしている印象です。

6.【結論】シミュレーションはあくまでシミュレーション

いずれの金融機関のシミュレーションの注意書きにも書かれていますが、シミュレーションで出た数値は実際のものとは異なります

本当に契約出来る数値が知りたいのであれば、やはり不動産業者を通して見積もりをもらうのが一番です。

まとめ

シミュレーションのよいところは、気軽に何度でも試せるところです。入力する際に本記事でご紹介した内容を気にして頂けると、より実際の数値に近づけることでしょう。