日本政策金融公庫での面談、失敗しないために押さえておくべきポイントとは?

日本政策金融公庫での面談、失敗しないために押さえておくべきポイントとは?

日本政策金融公庫で、融資を受ける場合には、必ず、1時間程度の面談があります。

この面談で失敗してしまい、お金を借りることができなければ、半年以上は、日本政策金融公庫からお金を借りることが出来なくなってしまいます。

今回は、面談に失敗しないために必要なポイントをご紹介していきます。

1.融資の専門家が同席しない場合

まずは、日本政策金融公庫に『借入申込書』を出します。その後、『お持ちいただく資料』が届けられます。

(1)『お持ちいただく資料』の例

〇事業計画書

〇創業計画書

〇印鑑

〇源泉徴収票または確定申告書(控え)直近2年分

〇運転免許証またはパスポート

〇不動産の賃貸契約書または賃貸物件の説明書

〇(調理師などの)資格免許書

〇通帳(公共料金の引き落としに使っているもの)

〇通帳(自己資金がわかるもの)

〇住宅ローンの支払明細書

〇店を開業する場所の地図(ネットからのものでも構いません)

〇設備投資する場合には、見積書

以上のような書類を前もって準備しておきましょう。

(2)面談時に頭に入れておくべきこと

〇面談担当者は助っ人です

面談をするのは、融資の面談担当です。

この方が資料を作成し、その資料を上層部提出します。

ということは、この面談担当者の係わり具合で、結果が左右されます。面談担当者はできるだけ話がまとまるように、手を尽くしてくれます。

融資の申し込みをした人は、この面談担当係にできる限り礼を尽くさなければいけないということです。面談担当係によっても、穏やかな人きつい人といろいろな方がいますが、どのような人でも礼を尽くして話をすれば、融資が可能になるために骨を折ってくれます。

つまりポイントは、日本政策金融公庫の面談担当者に、ビジネスモデルを丁寧に伝えることです。

〇面談担当係が気にする点

一番のポイントは、申込者に、貸したお金がちゃんと返ってくるかということです。

当たり前ですが、日本政策金融公庫は、返済がしっかりできないところには,融資をしたくないのです。

つまり、きちんと返済できる能力がある方なのか!を面談では判断しなければいけないのです。

となると、その人やその企業の売り上げ(開業前の場合には、売上見込み)が問題になってきます。売

上が見込める企業であれば、返済してもらえる可能性が高くなります。

そのため、面談では、売上の根拠について質問されることが多いです。あらかじめ売り上げについての細かい資料を用意しておきましょう。

〇日本政策金融公庫は基本的に融資としたい!

日本政策金融公庫のメイン業務は、融資です。つまり融資先があって、初めて形を成すことができる機関なのです。

だからこそ、できる限り融資をしようと乗り気になっています。条件さえ合えば、いつでもお金を貸す準備はできているのです。その条件に合致しているかどうかを見極めるのが、面談ということになります。

したがって、自分の企業がどの程度の力があって、どの程度の返済能力があるかを示せれば、融資を受けられます。そのための準備を抜かりなくやっておきましょう。

〇資料の準備には万全を

資料をできる限りそろえ、事業計画を具体的に説明できる書類があれば、面談時に慌てないで済みます。作成から提出まで、気を抜かずに行いましょう。準備万端整えたうえでもなおわからないことがあれば、正直にその旨を伝えてください。その場合は、決して悪くは思われません。

〇面談はどのくらいかかる?

1時間程度です。今回限りと思って、全力で面談に臨みましょう。そのためにも事前準備だけは怠りなくしてください。準備さえしておけば、怖いものはありません。その点はプレゼンに似ています。プレゼンは、準備をしっかりしないことにはできません。面談も同様です。これから先の計画書をしっかり提示し、誠意をもって話をすれば、話がまとまる率は高いです。

〇どんな服装で臨むべきか?

最も適しているのは、スーツです。あまりくだけた格好はおすすめできません。帽子などをかぶって面談も印象が悪いので避けましょう。

〇提出した資料のチェックを忘れずに

提出した資料と口頭で答える内容に矛盾があったのでは、不審がられます。

面談の担当者は提出した資料を細かく見ているので、いい加減なことを答えてはいけません。

面談の前には必ず提出資料を改めて確認しておきましょう。

〇時間をかけて、冷静に答える

面談時間は、ゆとりを持つように設定されています。ですから、慌てず早まらず落ち着いて質問に答えましょう。事前準備さえしておけば、何も心配する必要はありませんので、ゆったりと構えて面談に臨みましょう。

2.融資の専門家が同席する場合

基本的に、日本政策金融公庫から融資を受ける場合、専門家であっても、同席することは認められておりません。

しかし、代表者様の同意があれば面談に同席することが認められることもあります。

専門家とはだれかというと、認定支援機関です。

この認定支援機関を通せば、融資に有利なことがあります。

認定支援機関を経由して融資を受ける場合には、中小企業経営強化資金という制度を利用することができるため、

金利が安く、借りることができる金額が増加することがあります。

そのために、認定支援機関を経由して融資を受ける方が増加しております。

専門家にもよりますが、場合によっては面談に一緒に参加してもらえます。そうなれば、何の不安を抱くこともなく面談に向かえます。けれども、その時には押さえておくべきポイントがあるので、以下にまとめます。

※個人情報保護の観点から、専門家が同席できないケースがあります。

(1)忘れ物をしないように

専門家同席で面談に臨むときは、必要書類はあらかじめ提出しておくのが普通です。ですから、面談時に持っていくのは、提出できなかった書類となります。

この場合は、二つのケースがあって、公庫から専門家を通して申込者に知らせが入る場合と申込者にストレートに連絡が来る場合です。

どちらにせよ、面談時には不足分の資料を忘れずに持って行ってください。

(2)面談時に頭に入れておくべき点

〇専門家が対処してくれます

申込人とその企業に関する重要な資料は、専門家がすでに送っているので、改めて厳しい質問をされることはありません。しかし、準備だけは手ぬかりなくやっておく必要があります。資料を作り、内容を確かめ、面談に臨みます。

〇どのくらいかかる?

専門家がいる場合、短く済むこともあります。

しかし、概ね1時間程度だと思っておきましょう。

〇担当係は誰?

融資の専門家には何度も取引している公庫の担当者がおります。

その担当を指定して、面談を受けることができます。まったく会ったことのない担当に比べ、話が進めやすいのは事実です。

同じ融資の問題を論じるにしても、相手との相性もあるので、すでに面談をしたことのある人との話し合いのほうが、なにかとやりやすいのです。

まとめ

面談についてご理解いただけたでしょうか?

一度失敗してしまうと取り返しのつかないことになる可能性ががありますので、面談の前にご覧頂き、皆さまが融資を受けることが出来れば幸いです。