専業主婦でもお金を借りる方法ってある?

専業主婦でもお金を借りる方法ってある?

まず、ここで言う専業主婦とは、アルバイトやパートをしていない女性です。もちろん、正社員でもありません。つまり、夫の収入で生計を立てている専業主婦が対象です。結論から言うと、「夫に安定した収入」があれば専業主婦でもお金を借りることはできます。では、どこから・どのような方法でお金を借りることができるのでしょうか。

1.専業主婦がお金を借りる方法

炊事や家事も立派な仕事ですが、金融機関からは「無職」として扱われます。しかし、専業主婦であっても、夫に安定した収入がある場合は融資を受けることが可能です。これを「配偶者貸付」と言います。ただし、消費者金融でお金を借りる場合には注意が必要です。消費者金融は「総量規制」のルールがあり、融資の限度額は原則的に「年収の3分の1まで」になります。

貸金業法では、“借りすぎ貸しすぎ”を防止するために総量規制という基準があり、原則的に「年収の3分の1を超える借り入れを禁止」しています。すでに夫が消費者金融から年収の1/3を借入している場合は、融資を申し込んでも審査に通らないでしょう。配偶者貸付は、基本的に「夫が消費者金融からお金を借りていないとき」に利用できます。

ところが、銀行は総量規制のルールはありません。つまり、消費者金融がダメでも銀行はOKになる可能性があるのです。

専業主婦でもお金を借りる方法ってある?

専業主婦におすすめのローンをご紹介した記事はこちらになります。
「専業主婦でも即日融資を受けられるカードローンはたったこれだけ」
「主婦でも即日借りられるカードローン」

2.銀行と消費者金融の違い

総量規制のルール以外にも、銀行と消費者金融ではほかにも違いがあります。

銀行でお金を借りる場合、カードローンを申し込みます。カードローンはインターネットで申し込むこともできますし、専用の自動契約機で申込できます。その日のうちに審査が通れば、即日での借り入れも可能。消費者金融よりも審査の条件は厳しくなりますが金利は低いです。

消費者金融は銀行よりも審査が早くお金を借りやすいですが金利が高いです。銀行のカードローンが金利14%に対し、消費者金融は18%の金利。およそ4%の差があります。ほとんどの消費者金融が即日融資OKで、すぐに現金を借りられるのは嬉しいですが、ちゃんと金利のことを把握したうえで検討するようにしたいですね。

3.クレジットカードで現金を借りる方法もある

すでにクレジットカードを持っている人は、キャッシング機能を使ってお金を借りることも可能です。ちなみに、キャッシング機能がついていないカードでは利用できません。そのクレジットカード会社が提携するコンビニや銀行のATMにクレジットカードを入れ、現金を引き出すことをキャッシングと言います。クレジットカードを確認してキャッシング機能がついているかチェックしてみましょう。

専業主婦でもお金を借りる方法ってある?

クレジットカードのキャッシングについて、こちらで詳しくご紹介しています。⇒「クレジットカードのキャッシングとは何か?キャッシングの全て」

4.専業主婦がお金を借りるときに用意する書類

・住民票や免許証、保険証など

本人確認のために必要。申し込みをする本人(専業主婦)と配偶者(夫)の関係性が事実であるか確かめる手段でもあります。

・夫の収入証明書

源泉徴収書・給与明細書など

・同意書

配偶者の同意書が必要。お金を借りる契約に納得していること、配偶者自身の信用情報を提供すること、これらに同意する内容が記載してある書面です。

上記は、消費者金融に融資を申し込むときに必要な書類です。銀行のカードローンは総量規制の対象外なので、同意書や収入証明書が不要になります。

専業主婦でもお金を借りる方法ってある?

5.公的機関の融資制度を利用してお金を借りる

育児休暇で一時的に専業主婦をしている場合、お金を借りる以外にも「手当て」を利用してお金を工面する方法もあります。

  • 雇用保険から育児休業給付金を受給できる
  • 健康保険から出産手当金や出産育児一時金を受給できる
専業主婦でもお金を借りる方法ってある?

それでもお金が足りないときは、公的機関が融資してくれる制度があります。各地域の地方自治体が実施している「育児・介護休業者生活資金融資制度」です。

  • 県内に暮らしている、県内で勤務している人
  • 育児休業もしくは介護休業を取得している人

参考:育児・介護休業者生活資金融資制度(鳥取県)

各地域や自治体ごとに融資の条件が異なるため、気になる人は問い合わせて確認してみるといいですね。また、育児休暇ではなく国の教育ローンでお金を借りる方法もあります。正式には、「日本政策金融公庫の教育一般貸付」です。奨学金制度とは違い、保護者が国からお金を借りることができる制度。

限度額は1年に350万円で、奨学金とは違い入学する前でも借りることができます。ほかにも「教育支援資金制度」というローンもあり、子供の教育を支えることを目的とした融資制度です。

6.市役所でお金を借りる方法

夫がリストラされて生活費が苦しいという場合、市役所が実施している「生活福祉資金貸付制度」を利用してお金を借りることができます。社会福祉協議会の職員と面談をして、将来的に返せる見込みがあると判断されれば現金を貸してくれます。ただし、審査は細かいです。

そして、生活を立て直す目的や子供の教育のために必要など、生活に関わる明確な理由がなければ利用できません。また、連帯保証人がいれば無利子という点も特徴です。

生活福祉資金貸付制度は、低所得者や高齢者や障害者の生活を支えることが目的。経済的に自立できるように社会福祉協議会と職業安定所が就職の支援を行ってくれるのも特徴です。

専業主婦でもお金を借りる方法ってある?

7.闇金は絶対にダメ!

専業主婦で金融機関からお金が借りられないからといって、闇金で借りてしまう女性もいますが危険です。借りた時点で地獄が始まります。自分だけでなく、家庭が崩壊します。ドラマ(映画もある)「闇金ウシジマくん」を見れば、どれだけ闇金が恐ろしいかがすぐにわかるでしょう。本当に闇金はヤバいです!

銀行のカードローンや消費者金融の金利は高くても年利18%ですが、闇金は10日1割や10日で3割など普通では考えられない金利が当たり前の世界です。たとえば闇金で10万円を借りた場合、10日後には1万円の利息(10日で1割)を支払わないといけないのです。10日で3割になると、10日後に支払う利息は3万円です。

「お金がない」「早急にお金が必要」と切羽詰まっても、絶対に闇金は利用してはいけません。ちなみに、10日で5割という闇金もありますが、こうなると人生が終わりますね。

8.専業主婦でも融資は可能か?

さて、今回は「専業主婦がお金を借りる方法」についてポイントを確認しました。夫に安定した収入があれば金融機関からお金を借りることは可能です。

  • 専業主婦が金融機関からお金を借りるときは「配偶者貸付」を利用する
  • 消費者金融で借りる場合には「総量規制」を把握しておく
  • 銀行のカードローンは総量規制が関係ない
  • キャッシングやカードローンの申し込みに必要な書類を用意する
  • 育児休暇中なら雇用保険や健康保険の給付金も利用する
  • 育児休暇中なら「育児・介護休業者生活資金融資制度」でお金を借りることも可能
  • 日本政策金融公庫の「教育一般貸付」や「教育支援資金制度」で教育費を借りる
  • 夫がリストラされたら市役所の融資制度を検討する

専業主婦は消費者金融のキャッシングや銀行のカードローン以外にも、公的機関でお金を借りる方法もあります。お金を借りれば、当然ながら返済もあります。

なるべく負担が少ない方法を選び、お金を借りるときは計画的に利用してください。返済できなくなるとトラブルになるため、よく検討したうえでお金を借りるようにしましょう。