銀行に貯金したときの金利の計算方法は?金利について詳しく解説します。

銀行に貯金したときの金利の計算方法は?金利について詳しく解説します。

銀行口座に入金して貯金する人も多いでしょう。

これを金融用語では「預金(または預入)」と言います。

口座に預金して貯金する場合、気になるのが「金利」ですよね。

普通預金と定期預金によっても金利は異なりますが、それぞれ銀行に応じて金利の設定は違います。預金の金利が0.2%の銀行もあれば0.01%の銀行など様々。

ところであなたは、預金の金利について基本的なことを理解していますか?なかには、「金利の計算方法を知りたい」という人もいると思います。

そこで今回は、預金に関する金利の計算方法と基本的なポイントをチェックしていきましょう。貯金の豆知識ですから、覚えておいて損はありませんよ。

1.預金と「金利」の関係

たとえば、預金の金利が0.1%の銀行口座を開設して100万円を入金したとき、1年間そのまま出金せずに預金しておくと、1年後には1,000円が増えることになります。

金利とは元本に対しての「利率」のことで、利率によって求められる額を「利息」と言います。

まずは、この2つの違いを把握しておきましょう。金利0.1%の銀行口座に100万円を口座に預金すると、1年後には1,000円の利息がもらえるわけですね。(金利0.1%で元本に対して1,000円の利息が発生したことになる)

利息という言葉は借金などで使われるケースが多いので「払うお金」と思われがちですが、「もらうお金」に対しても利息という言葉は使われます。

銀行に貯金したときの金利の計算方法は?金利について詳しく解説します。

・預金の金利とは

預金金利は、「預金商品利率」とも呼ばれ、円や外貨の預金商品(普通預金、貯蓄預金、定期預金他)に対して、預金者が受け取れる対価(金利)のことをいいます。

参考:iFinance

・預金における利息とは

利息は、他人に金銭を預けまたは貸した場合に、借り手がその使用の対価として貸し手に支払う金銭であり、貸し手がそれを運用した見返りとして金額と期間に比例して受け取る金銭である。

参考:iFinance

・預金で受け取れる利息とは

預金利息は、預金者が銀行や信用金庫、信用組合、労働金庫、JAバンクなどの金融機関にお金を預け入れたこと(=金融機関へお金を貸したこと)への対価(見返り)として、元本にプラスして支払われるお金のことを指します。

参考:iFinance

2.普通預金の金利を計算する方法

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例)最終残高100万円×0.1%÷365日=2.74円が1日あたりの利息となる

1日後に2.74円が増えていてリアルタイムで口座に反映されているかと言えば、そうではありません。

普通預金の金利は毎日24時時点の最終残高で1日ごとに計算し、翌月の月初に預金口座に反映されます。

これが、「変動金利」です。

今日の残高が10万円でも翌日に1万円を入金すると残高は11万円になり、毎日の最終残高で1日あたりに発生する利息を計算しています。銀行は、この仕組みで1日ごとの利息を計算し、その合計金額を翌月の月初にまとめて口座に反映させています。つまり、お金が増えたのを確認できるのは翌月の月初。

1ヶ月分の利息を月末で締めて、翌月の月初に入金すると言えばわかりやすいですね。「残高が変われば1日あたりに増える利息の額も違う」というのが普通預金の金利です。

3.定期預金の金利を計算する方法

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たとえば、預入日数を1年に設定して100万円を定期預金した場合、1年間の利息は1,000円となります。そこから税金が引かれ、約800円が定期預金で発生する1年間の利息です。

定期預金は普通預金よりも少し難しい計算になります。まず、普通預金の原理で口座の最終残高を計算します。これが、上記の「(預入金額+利息)」です。そのうえで金利を基に1日あたりの利息を計算し、預け入れている日数で最終的な利息を求める流れとなります。この仕組みを「複利」と言います。

しかし、定期預金は中途解約した場合などに金利の計算方法が変わってきますし、それぞれ銀行によって条件も異なってくるので口座を開設する前に窓口で確認しておくとよいでしょう。また、定期預金は普通預金とは違い、口座に預け入れておく期間を最初に設定します。ちなみに、1ヶ月単位で決めることが可能です。

定期預金では、あらかじめ決めた期日まで預金しておくことを「満期」と言いますが、満期になる前に途中で預金を崩すと「中途解約」になります。

最近は、定期預金のシミュレーションをホームページに設置している銀行も多く、誰でも簡単に計算することができます。ぜひ、試してみてはいかがでしょうか。

参考:定期預金のシミュレーション・定期預金の計算(ソニー銀行)

4.預金の金利で銀行を選ぶ?

金利という言葉は知っていても、計算方法や意味などを理解している人は少ないはず。この機会に、ぜひ覚えておくと便利かもしれませんね。

ここがポイント!

  • 預金の金利とは、元本に対して利息を計算するときに使う「利率」のことである
  • 預金では、預金しておくことで残高に対して増えるお金を「利息」と言う
  • 普通預金と定期預金では金利の計算方法が異なる
  • 普通預金の金利(利息)は「変動金利」が一般的
  • 定期預金の金利(利息)は「複利」である
  • 定期預金で貯金する場合には「満期」と「中途解約」について理解しておく
銀行に貯金したときの金利の計算方法は?金利について詳しく解説します。

どの銀行で口座を開設しようか迷ったとき、金利は比較する目安にもなります。「金利」と「利息」の意味を理解し、賢く上手に貯金してみてはいかがでしょうか?